ショッピングセンターとして日本一を記録した【成田空港】

成田空港
エリア特集
2020.08.28
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日本の玄関口として国内外から数多くの観光客が行き来する成田空港。ショッピングセンターとして日本一の売上を記録したことがあることをご存知でしょうか?

ここでは成田空港のショップについてや販売員として働く環境など、ショッピングセンターとしての面をご紹介していきます。

日本の玄関口「成田空港」について

成田空港は、千葉県成田市に位置し1978年(昭和53年)に現在の成田空港が開港しました。
https://www.staff-b.com/list/build/naritaairportterminal1/

第1ターミナルから第3ターミナルまで3つのターミナルで構成されています。それぞれ最寄り駅が異なり、第1ターミナルはJRと京成本線、成田スカイアクセス線が乗り入れる「成田空港駅」に直結しています。第2ターミナルは成田空港駅から1駅手前の「空港第2ビル駅」に直結しています。その空港第2ビル駅が最寄りで、駅から徒歩15分程の場所に第3ターミナルがあります。

成田空港は国際線や国内外に発着するLCC(格安空港会社)が充実していることが特徴です。また東京行きの公共交通機関や日本各地の主要都市、観光地への高速バスなども多く発着し、観光や出張などで利用する方が多いようです。世界中への路線が充実していることから国際線の利用者数は日本一だそうです。

そんな日本の玄関口として多くの方に利用されている成田空港ですが、ショッピングセンターとしての機能も充実しているんです!過去には日本のショッピングセンターの中で日本一の売上を記録したことがあるほど。日本中の人気施設を凌いで日本一になるのはすごいですよね。

人気の秘訣でもあるショップについてさらに深掘りしていきます。

各ターミナルのショップ

成田空港ではファッション、化粧品、雑貨、家電、お土産、飲食店など300店以上出店しています。また空港ならではの免税店が充実していて、外国人観光客だけでなく、国際線を利用する私たちもお買い物できる免税店もあります。

── 第1ターミナル
第1ターミナルは中央ビル・南ウイング・北ウイングの3つのエリアに分かれています。

中央ビルにはコスメのタッチアップやお酒の試飲カウンターもある総合免税店や世界で人気の日本のファッションブランドを集めたショップなどを展開しています。

南ウイングにはラグジュアリーブランドが充実し、世界中の有名ブランドがずらりと並んでいます。北ウイングは酒やたばこ、化粧品、香水などを扱う総合免税店を中心に高級ブティックなども展開しています。

── 第2ターミナル
第2ターミナルには「ナリタ5番街」と呼ばれる国内空港最大の店舗面積を誇るエリアがあります。総合免税店をはじめ、日本のサブカルチャーを象徴する「AKIHABARA」をキーワードにしたショップや人気ラグジュアリーブランドを20店近く出店するなど幅広く展開しています。

── 第3ターミナル
第3ターミナルはLCC(格安空港会社)専用として2015年4月にオープンしました。ここには成田空港最大の総合免税店を中心に5店舗展開しています。コンパクトながら品揃えが充実しています。

2017年以降には国際線を利用して帰国した方を対象に国籍問わず買い物できる免税店もできました。海外旅行中に重い荷物を持ち歩かず、日本で購入するのもよさそうですよね。

成田空港では免税店はもちろん、ラグジュアリーブランドの免税店を充実させたことも日本一の売上を誇る理由となっています。国籍別の売上としては中国系(中国・香港・台湾)が半数以上を占めているそうで、その他日本人や韓国人なども利用しているそうです。思わず立ち寄りたくなる人気ラグジュアリーブランドが揃っています。

販売員としての働き方

成田空港での販売はどんな感じか気になる方に働き方やメリットなどお伝えしていきます。

── 一般的なショップと客層が違う
国内外に発着する日本の玄関口というだけあって、国籍も年代も目的もさまざま。特に免税店には外国籍のお客様が多く来店します。中国系のお客様が多い店舗では中国語のスキルを求められるところもあります。免税店だと比較的客単価も高く、大量購入する方もしばしば。自分の接客でたくさん購入していただけたり、喜んでくれるとやりがいにもつながりますよ。

── 来店数が多い
成田空港では国内線・国際線合わせて年間約26万回も発着しているそうです。単純計算で一日約710回!国際線の利用客数は日本一というだけあって、空港内には毎日たくさんの人が行き交っています。常にセールのような賑わいぶりのお店もあるんだそうです。お客様とお話ししていると1日があっという間。人と話すことが好きな方やたくさんのお客様に喜ばれるお仕事をしたいという方におすすめです。

── 早朝勤務・夜勤務がある場合も
ショップによっては飛行機の初便から最終便までお客様が利用できるところもあります。朝7:00頃から夕方までの勤務だったり、夕方から23:00頃までの勤務など行なっている場合もあります。もちろん通常のショッピングセンターのような時間帯のショップもありますので、自分のライフスタイルに合わせてショップを選ぶのもおすすめ。

── 空港・飛行機好きにはたまらない環境
展望デッキや近くの公園に行くとすぐ目の前で飛行機が離着陸しています。休憩時間や退勤後にリフレッシュのために訪れるのもおすすめです。

まとめ

各ターミナルではラグジュアリーブランドをはじめバラエティ豊富なショップを数多く出店しています。自分の好きなジャンル・自分に合う働き方・活かしたいスキルなどに合わせて気になるショップを見つけてみてくださいね。

※2020年8月現在の情報に基づく