アパレルの接客に活かせる2つの『間(ま)』とは?

スキルアップ
2017.09.04
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『間』
1. (ま) 言葉のやり取りのタイミング。話すときに言葉を言わないでおく時間。
2. (ま、あいだ)人と人との関係を表す。

唐突ですが、いかかでしょう?言葉の間。人と人の間。私たちの仕事【接客業】にはどちらの『間』もとても大切だと思いませんか…!?

(ま)は…?

親しい間柄ですと、会話が弾んだ際についつい言葉数が多くなってしまうものです。

しかし!

矢継ぎ早に話すと、隙がなくなり、警戒心や疲労感を相手に与えてしまいます…。「間」は会話の小休憩みたいなものだと言われております。適度な小休憩を取りながらお話をすることで、会話(快話)のキャッチボールが楽しめるのです!!

職業柄、ビジネスとなると"時間との闘い"的な部分も出て来ますが、相手に考える時間や返答する時間を与えること。

目安になる「間」のタイミングは、
① 問いかけの後
② イメージを与えた後
③ 結果を話した後
④ 大事な話をする前
⑤ 話しが変わる前

この場面で「間」が取れていれば、スムーズに話が出来る!と言われております。また、重要な話の前には『3秒の間を!』とも言われます。お客様やお取引様などと快話に繋げるためにも、とても重要になります!!「間」を上手に活用した快話を進めてみましょう!

(ま、あいだ)は…?

人と人の「間」とは隔たりのことを言います!この「間」がなければ衝突をしてしまいますが、あれば衝突しません。夫婦でも、あまり「間」がくっつきすぎるとしんどくなり、逆に開きすぎると今度は水臭くなる!と…。

この「間」をどのくらいあけるか?ということが大切。この間が抜ければ"間抜け"になり、間が違ったら"間違い"になりますよね…。

こちらの「間」の目安は…
なんと…!ございません!!

人との距離に○cmなどと言うよりは、自身で衝突しないように、また開きすぎないような適度な「間」はどのくらいなのか?を考え、動くことが大切なのです!

最後に!

人間は「人の"間"」です。これは親子の間、夫婦の間、友達の間、兄弟の間、上司との間などなど、その間をお互いに仲良くして助け合って生きていくこと。これを“間”というのです。

ぜひ、この2つの『間』を意識しながら接客してみてはいかがでしょうか。