すぐに使える!接客で役立つ「ワンポイント英会話」

スキルアップ
2017.09.04
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言葉の通じない国への海外旅行…誰もが不安を感じる中、少しでも知っている言葉で話かけてもらえると嬉しいですよね。今回は空港など多くの外国人観光客の方が多く訪れる場所で使える「ワンポイント英会話」をお伝えします!

笑顔でアイコンタクト

接客では当たり前ではありますが、まずは笑顔で「Hello!」としっかり相手の目を見てご挨拶をしてみましょう。日本人にはアイコンタクトは苦手な方が多いですが、【きちんと目を合わせてお話しする】=【あなたに関心があります】というアプローチにも繋がります。相手の目を見て話すのは少し苦手だな…そんな風に感じる人は、相手の鼻先に目線を意識して会話してみるのもオススメです。

人の第一印象はおおよそ10秒程度で決まるとよく言われるように、英語ができる・できないは関係ありません。難しい文章は意識せずに、まずは明るく相手の目を見て「Hello!」から始めてみましょう!

「May I help you?」

日本では入店すぐにお声かけをするアパレル店舗もありますが、欧米圏では【必要であれば店員に声をかける】という認識を持っている人が大半です。しばらくは自由に店内を見ていただき、タイミングを見てお声掛けするのが良いかと思います。

その際に使えるのが「May I help you?」=「何かお困り(お探し)ですか?」というフレーズです。その後、英語での接客がスタートしても慌てずに、「color?」 =「色は?」、「size?」 =「サイズは?」といった単語のみでも、ジェスチャーを加えることによって十分会話のキャッチボールは成立します。逆に英語に圧倒されて、オドオドしてしまうと、「この店大丈夫?」と不安を与えてしまう可能性があります。

また、空港のような時間に限りのある店舗では、「I’m just looking around, thank you」と返事をされるパターンも考えられますが、これは「見ているだけです、ありがとう」という意味ですので、そのまま店内を自由に見ていただくのが良いでしょう。

試着へご案内

欧米圏ではサイズ展開も幅広いため、洋服を買う際には試着が欠かせません。特にサイズ感の分からない外国での買い物では尚更だと思います。

その際は「Please feel free to try it on」=「どうぞご自由にご試着ください」とお声掛けしてみましょう。商品の感想を伺う場合には「How do you like it?」=「いかがですか?」、試着が終わった後には「Anything else?」=「他にはよろしいですか?」とお聞きすると喜ばれるかと思います。

ただし、海外では高級ブティックなどを除き、試着室の前で店員がスタンバイしているというシチュエーションは稀なため、中には日本の接客スタイルに驚く方もいるかもしれないので、ある程度の距離感を保つ気遣いも大切です。

最後に

お会計を終えてお客様をお見送りする際は、感謝の気持ちを込めて「Have a nice day!」=「素敵な一日を!」と、とびっきりの笑顔を添えて言ってみましょう♪

日本では「ありがとうございました」という言葉が一般的ですが、英語圏ではアパレルに限らず、接客の最後に必ず出てくるフレーズです。最後の部分をアレンジして、「Have a nice trip!」=「素敵な旅を!」と応用してもOKです!^^

「英語が通じなかったらどうしよう」多くの人は外国からのお客様を敬遠しがちです。しかし、自分がその立場だったら、どのように感じますか?見知らぬ外国の地で、一生懸命接客してもらえたら、きっとその感動を自分の国の家族や友人へ伝えたくなるでしょう。

あなたの接客がお客様にとって素敵な旅の思い出の一部となるよう、ぜひワンポイント英会話を使ってみてくださいね☆^^