【アパレル業界のQ&A】その不安を解消!アパレル業界で働くためのQ&A

スキルアップ
2020.08.28
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華やかなイメージがあるアパレル業界。そんなアパレル業界で働きたいという方も多いのではないでしょうか。

大好きなブランドや憧れのショップでオシャレに活躍したいけど、分からないことや不安もたくさんあるという方へ向けて、今回は販売接客のお仕事を中心にアパレル業界で働くにあたり、よく耳にする不安や気になる点をピックアップしQ&A形式でご紹介します!

アパレル業界について

── そもそもアパレル業界ってどんな仕事があるの?

アパレルというと販売接客を行うショップスタッフを一番に思い浮かべると思いますが、その他にも様々な職種があります。代表的なものをご紹介いたします!

■ デザイナー
作りたい洋服のデザイン原案や企画を主に行います。さらにそのデザイン画の型紙制作や、使用する素材や生地の選定、商品化までの販売戦略などデザイン能力だけではなく総合的な能力が求められます。商品を作る上でとても重要なポジションです。

■ パタンナー
デザイナーが描いたデザイン画を型紙に書きおこします。デザイナーの想いや、どうしたら美しいシルエットに仕上がるかを考えるやりがいのあるお仕事です。

■ MD・バイヤー
主に商品の買い付けを担い、さらに客層や流行に合わせた価格決定、数量設定などを見極めコントロールします。世の中のニーズを正しく掴む力、トレンドの情報収集・分析力など鋭いファッション感覚などが求められます。

■ プレス・販促
TV、雑誌、展示会イベントなどを企画しブランドの魅力をたくさんの方に伝え、ブランドや商品の知名度をイメージアップする仕事です。表に立つ機会も多いので人気の職種でもあり、アパレル業界の花形ともいえます。

■ WEB・EC
自社ホームページやECサイトの運営を行います。近年ではSNSを利用した販促なども行い、WEBから情報発信する今後非常に大切になるお仕事でもあります。

── 販売職は具体的にどんな仕事をするの?
販売スタッフは来店されたお客様に商品提案をする接客のお仕事です。お客様とコミュニケーションをとり、どんなシーンで使いたいのかなどの要望を汲み取り、一人ひとりのライフスタイルに合ったコーディネートを提案します。

販売接客がメインですが、商品陳列・補充、ディスプレイ、在庫管理、店内清掃、金銭管理なども実はやることがたくさんあるのです。華やかな面だけでなく、このような細かい事務作業も販売スタッフにとっても大切なお仕事なのです。

ブランドの顔として唯一お客様の声を直接聞くことができる重要なポジションでもあります。「あなたに接客してもらってよかった」と言ってもらえるやりがいがありますよ。

アパレル業界は未経験でもなれる?

アパレル業界で働きたいという人の中には、未経験だけど挑戦したいという方もいらっしゃると思います。そんな初めての方でももちろん働くことができます。

とくにショップスタッフは未経験からでも始めやすいのが特徴です。接客の基礎やマナーなど入社時にはしっかり研修があるので不安なくスタートできるところが多いです。自分のセンスに自信がない方でも、まずは接客を楽しむことが大切です。

働くうちに「もっと素敵なコーデを提案したい!」「お客様のお手本になりたい!」という思いがうまれ、自然と勉強をしたりセンスを磨くことができるはずです。ファッションが好き、人と話すのが好きという気持ちからはじめられるのでとてもオススメです。

専門職に関しては専門知識の習得や経験を必要とする場合があります。自分がどんな職種に就きたいのかしっかり考え、準備しておく必要があります。

販売スタッフのお仕事について

仕事をはじめる上でこんなことも気になりますよね。

── プライベートや休みは?
基本的にシフト制で店舗メンバーとローテーションで勤務をします。事前に希望休を申請できるところが多いのでしっかりお休みをとることができます。

販売職であれば土日祝は週の中でもっとも忙しい時なので、お休みをとるのは難しいこともあるでしょう。その分人出の少ない平日に休み、快適にショッピングやお出かけしたり、混みがちな病院も行きやすいのがメリットです。

── 売上ノルマはあるの?
多くのお店では個人ノルマより、店舗全体の目標や指針として売上目標が設定されている場合があります。ペナルティもほとんどありませんので安心して働くことができると思います。

メンバーが一丸となって目指すので協調性やチーム力を学べ、達成した際はとてもやりがいを感じることができます。お店によって異なってくるので、気になる方は就業前にしっかり確認をしましょう。

── キャリアアップはできる?
販売スタッフとして経験を積み、アルバイトから正社員へ、さらに店長やエリアマネージャー、本部職などを目指すことも可能です。

そのためには将来どうなりたいのか、何をしたいのかをきちんと考える必要があります。キャリアアップするということは環境や責任もそれまでとは異なり、今までの常識が通用しないこともでてくるでしょう。まずは「なりたい自分」になるために何が必要なのかを把握すること、そして今取り組むべきことを一生懸命に挑む心構えがあればすぐにスキルアップできるはずです。

最後に

アパレル業界で働くためのヒントになるよう、さまざまなQ&Aを抜粋してご紹介いたしました。
アパレル業界といっても職種も仕事内容もさまざまです。ぜひこの世界で自分が何になりたいのかイメージを明確にしてお仕事を選んでみてください。

また今回は販売職を中心に紹介をしてきましたが、販売員で大切なことはなにより「ファッションが好き」という気持ちです。未経験の方でもまずは気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!