これだけ押さえれば採用!〜人事担当を落とす面接の秘訣〜

スキルアップ
2017.09.04
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ファッションが好きな人であれば、人気のアパレルショップは夢の職場ではありませんか?

しかし、面接が不安で自信がない…という方も少なくないという話もよく聞きます。今回は面接で最高のスタートを切れるように、知っておきたい秘訣をお伝えします。是非参考にしてください!

面接にはどんな準備が必要?

まずは面接を受けるブランドについて、しっかり勉強することが必要です。雑誌だけではなく、インスタグラムやブランドの公式HPをチェックし、特に下記4つの質問をされた時に答えられるように考えておきましょう。

1, どんなブランドなのか?
2, このブランドのどこが好きなのか?
3, 似たブランドとの違いはどこなのか?
4, お店はどこに展開しているのか?

ただ「カワイイから好き」と考えるだけではなく、生地やデザインのテイスト、またはデザイナーや着用しているモデルついても深掘りし、具体的な「好き」の部分を考えましょう。

やはり面接で一番聞かれるのはブランドについての質問です。具体的には、「ブランドを志望する理由」や「ブランドを知っていたか?」「ブランドにはどういったイメージを持っているか?」など。もちろん「なんとなく」などの答えはご法度です。面接前に調べたブランド情報を元に話しましょう。

第一印象がすべて

第一印象と聞くと何を思い浮かべますか?表情、身だしなみ、話し方…様々な要素がありますよね。

人は第一印象を見た目6割、3割を声のトーンや大きさ、1割を会話の中身で判断していると言われています。このように、その人の印象と言うのはとても重要な要素となってきます。仮に、自分に自信が持てない人であったとしても、第一印象のイメージを作り上げることで、【本来自分が備えている以上の印象の良さ】を相手に与えることが出来ます。第一印象が変われば、その後の会話や関係性も変わってきます。

もし、第一印象で『この人は無愛想だな』と感じた時、もっと話したいと思うでしょうか。慣れている人事担当者は一瞬、もしくは5分以内で、採否を決めます。いくら後から盛り返しても、第一印象が悪いマイナススタートを、最終段階でプラスに終えられることはほとんどありません。

良い方へ転ぶように、まずは関係性をプラスから始められるように心掛けてみて下さい!

誰でもできる面接でのテクニック

まず【笑顔】です。”笑顔”にはとてつもないパワーがあると感じています!”笑顔”一つで相手との距離が縮められることができます。誰にでもすぐ身につけられ、尚且つ印象に残る武器だと思いませんか?

そして【言葉のキャッチボール】です。話の苦手な人には、このテクニック!【オウム返し】です!!
例えば、人事担当者「車(電車)通勤ですか?」本人「はい、車(電車)通勤です」これだけでいいのです。余裕があれば、「家から〇分かかります」と質問の関連ワードを入れるほうがより良いのですが、ここでは最低限【オウム返し】をしてみましょう。

さらに【前を向き、下を見ない】ことです。理由は、下を向くと暗い印象を与えるからです。または聞いてないのかなと人事担当者に思わせてしまいます。

なぜ無意識に下を向いてしまうのか?

第一に緊張しているから。第二が、手元に手帳を持っていたり、履歴書や会社のパンフレットなどが机の上にあるからです。人事担当者の目を見なくてもいいのです。おでこやネクタイ、髪の毛でもいいのです。まずは下を向かないことです。

【採用】って何で判断されるの?

皆さんに個性があるように、採用となる基準もさまざまであり、いろいろな面接スタイルがあります。ほんの数十分の面談でその方の印象が決まり、採否の判断が下されてしまいます。その限られた時間内に、自分自身をどう伝えられるかが勝負となってきます。

その会社にとっての採用基準はあると思いますが、「面接官の採用基準」があるのも事実。「人が人を判断する」のが面接という見方をすると、その面接は「人に好かれる試験」とも言えます。

であれば、できるだけ面接官に好かれましょう!

相手の好む(求める)人物像を探りながら、そのイメージに寄せたアプローチをしてみてください。「面接官の採用基準」におのずと近づくことが出来ると思います。

また、「アパレルや取り扱う商材に、本当に関心があるか」という部分も重視されていると思います。

アパレル業界は商品の移り変わりも早く、季節によってもトレンドが異なるので最初はかなり勉強をしなければなりません。そのため、嫌々商品を覚えてくれる人よりも、自社のブランドを好きになって「楽しんで」働いてくれる人を採用したいのです。

最後のポイントは【やる気の伝え方】についてです。

どれだけ経験があっても、第一印象が良くても、やる気を全く感じない人を雇いたいとは思わないでしょう。経験こそないものの販売職に憧れを抱き、やる気は誰にも負けません!と言わんばかりの意気込みが伝われば、人の心は動くかもしれません。

勤務の意思があるからこそ、面接に来ている事は聞かなくても分かります。ここで、その勤務意欲をあえて言葉に出して伝える事が大事なポイントです。

最後に

いかがでしたでしょうか?
今回お伝えしたことは、『当たり前』のことかもしれません。しかし、当たり前を『当たり前にできる人』は多くありません。少しずつ意識しながら習慣化することで、それはあなたの一部になります。上記の秘訣を参考にして頂き、必ず採用を勝ち取りましょう!