アドルフォ・ドミンゲスはスペインのファッションブランドで1976年創立されました。「衣服としての機能を重視し、身体の自由を妨げるものは一切拒否する」という彼の衣服の哲学通り、その服は人が着るというよりも人を包み込むという感覚をもたらすものとして提案しています。アバンギャルドでありながら、シンプルで実用的な機能美を持ったコレクションは、広い年齢層から支持を得ています。


【ブランド情報】
https://www.adolfodominguez.com/ja-jp/ad-heritage.html

～INSPIRE～
個人としてまた集団としての生き方を変えるためのアプローチに焦点を当てたコレクションです。アゴラシステムと呼ばれる個人的で、独創的かつ創造的なプロセスに基づいています。刺激的な生活を送る方法について6つの鍵を見出し、これらの鍵を日常生活に適用することの重要性を強調しています。

今回のコーディネートのポイントは6つの要素を兼ね備え、
特に「Be nature」=自然体であることが一番良く反映しています。

１.Present（現在）
第1の鍵は刺激的な人生を送ること。

２.The Whole（全体）
人間としての私たちの幸福への第2の鍵は物事全体の中で自分の
居場所を見つけること。

３.Corps（体）
良い人生を送るための第3の鍵は、心とつながるのではなく
体とのつながりにある。

４.Live from the heart（心から生きる）
より良い生活を送るための第4の鍵は、心から生きること。

５.Be nature（自然体であること）
より良い生活を送るために私たちが見つけた5番目の鍵は、
私たちが「自然であること」と呼んでいるもの。

６.Honor our expression（表現を尊重する）
表現を尊重することがより刺激的な生活を送るための6番目の鍵となる。

ブランドの代名詞のようなキーワード”しわは美しい”を掲げ、一般的な方法とは異なる、過度な広告キャンペーンは行っていません。さらに、ミラノ・パリ・ニューヨークなどのファッションコレクションやランウェイに出ることを敢えて選ばず、独自の世界観を築き続ける姿勢も強みです。ファッション業界が飽和状態にある中で、独自性を持つことで注目を集め、どこでも買えるブランドではないからこそ、見つける喜びや、何かイイと直感的に感じる不思議な魅力を持っていることも大きな強みとなります。

ランウェイやショーの開催には膨大な費用がかかりますが、アドルフォ・ドミンゲスはそのような商業的な側面よりも、芸術性を重視していると感じます。広告やマーケティングの枠組みから少し離れ、明るい側面ではなく、ダークな側面や少し怖いと思われる要素も受け入れ、それをファッションに昇華しています。このようなアプローチは、おそらくスペインのブランドならではの特徴や魅力の一部かもしれません。それによって、単なる衣服ではなく、アートとしての価値を持つ作品を提供することで、ファッション界において独自の地位を確立しているのかもしれません。

■企業名　アドルフォ・ドミンゲスジャパン株式会社
■本社所在地　東京都渋谷区東1-28-27EST渋谷 2F
■事業内容　
・接客販売及び付帯業務
・ラッピング
・レジ、会計補助
・商品陳列、ディスプレイ
・在庫管理
・店内美化など
世界中のファッショントレンドを生み出すブランドで働けるため、
自分自身の感性も磨かれるお仕事です。
ブランドの魅力を発信し、ファンを増やしていってください。