【アパレル店員 SNS】インスタグラムはマスト!?求められるSNSスキルとは

スキルアップ
2020.09.02
6,319 Views
今や、SNSユーザーは全世界で38億人を突破。国内におけるSNS利用者数は7,523万人まで増加し、コミュニケーションツールとして欠かせないソーシャルメディアとなっています。5大SNSの、LINE/Facebook/Instagram/Twitter/YouTube は利用者数が増加し続けています。

そんなSNSの中で、今やほとんどのアパレル企業がビジネスとして利用しているInstagram(インスタグラム)についてお伝えいたします。

インスタグラムとは

インスタグラムとは、写真や動画の投稿に特化したSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のひとつです。

インスタグラムの月間利用ユーザーは世界で10億人を突破しています。また、4人に1人が利用していると言われている世界最大規模のSNSです。20代以下のユーザーが6割を占め、その中でも女性のユーザー率が60%以上との調査結果が出ています。

そのためインスタグラムは、「若年層の女性」をターゲットに絞り込めるという点でも魅力のツールと言えます。

魅力的な写真の撮り方

── インスタグラムは写真が命!
みなさんもECサイトなどでお買い物をされる際、写真をたくさん見てじっくりと検討されませんか?商品を写真で表現して伝えられるインスタはアパレル業界に最適のツールなんです。

では、どのような写真を投稿すれば良いのでしょうか?

“インスタ映え”という言葉が定着しているくらい、オシャレで「映える」写真を投稿することは重要なポイントです。いかにセンスのいい写真を撮れるかがインスタに投稿する際の決め手になります。

洋服のコーディネートはもちろん、バッグやシューズ、アクセサリーなどを含めたトータルコーディネートや、モデルのポージング、背景や構図にまでこだわって写真を撮ってみましょう。

── インスタ映えするスナップ写真の撮り方

1, やわらかな自然光で撮る
自然光の中で撮ると、明るくきれいなショットになります。ただし、直射日光はコントラストが強く出すぎてしまうので、屋外なら屋根の下、屋内なら窓際での撮影がおすすめです。また、白い壁やカーテンはレフ版の役割をしてくれるので、顔色やお肌を明るくきれいに見せられます。

2, シンプルな背景を選ぶ
背景は、白い壁や公園の木々、レンガ壁など人物が引き立つシンプルな背景がおすすめ。背景がごちゃごちゃしていたり、生活感があると素敵なコーディネートも台無しです。また、人物を中央に置いたスナップはありきたりな印象になってしまいます。主役を中心から少しずらすと、おしゃれでセンスのある写真が撮れますよ。

3, ポージングをひと工夫
直立不動の姿勢は見ている人に緊張感を与えます。リラックスした自然体のポーズで、顔は横に向けたり、うつむき加減であえて目線を外したり。目線を外すと相手の興味をそそる効果が生まれるそうです。また基本は立ち姿ですが、たまに座った写真を混ぜると変化が生まれ新鮮です。

効果的なハッシュタグの付け方

インスタグラムを投稿するときに欠かせないものが、「#(ハッシュタグ)」。

ハッシュタグを付けると、より限定した情報を知り得ることができます。またフォロワー以外のユーザーにも投稿を見つけてもらえるきっかけになります。インスタグラムでユーザーとつながるためにはハッシュタグの付け方に工夫が必要です。

── 最適な数
ハッシュタグは最大30個まで付けられます。しかしたくさん付ければ良いというものでもなく、10~12個が最適とされています。多すぎても少なすぎても、リーチされずらい仕組みとなっているようです。

── 効果的なワード
「ブランド名(英語・カタカナ)」「店舗名」「アイテム名」「商品ジャンル」「ファッションジャンルのハッシュタグ」などは最低限付けましょう。“いいね”と”閲覧数”が増加し、集客アップにつながります。

<ファッションジャンルのハッシュタグ例とは?>
・#ファッション
・#ファッションコーデ
・#レディースファッション
・#おしゃれ
・#洋服
・#コーディネート
・#スタイリング

インスタグラムのメリット・デメリット

── メリット
1, 売上や集客が上がる
インスタグラムを始めると多くの方に投稿を見てもらえるので、売上や集客につなげられる効果があります。実際、「インスタに載ってた服がほしい」と来店される方もいらっしゃいます。インスタをきっかけにブランドの知名度が間違いなくアップします。

2, 最新の情報を届けられる
インスタは他のSNSやブログに比べると、簡単に投稿できるのが魅力です。文章よりも写真に特化したツールなので投稿する手間がかかりません。そのため、その日に入荷した新商品の情報をリアルタイムに届けられるんです。また、インスタグラムには、ストーリーズという24時間限定の投稿ができる機能があるので、より新鮮な情報を届けることができます。

3, 自身やブランドのファンができる
アパレル店員がコーディネート写真を投稿すると、「この店員さんめっちゃかわいい!」「同じ服がほしい!」と評判になり、たちまち自身やブランドのファンが増えます。

── デメリット
1, マメに更新が必要
インスタグラムの投稿回数は最低でも1日に1回以上が理想です。忙しい時や、マメじゃない方にとっては面倒な作業と感じられるかもしれません。

2, 炎上やクレームに注意!
インスタグラムで気を付けたいのは、”炎上” です。よく芸能人の方の投稿で起こる炎上騒動がニュースになっていますよね。見る人によっては不快に感じられるケースもあるので、投稿には細心の注意を払いましょう。また、個人情報の特定につながる内容も避けましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?

情報ツールとしてわたしたちの生活に定着しつつあるSNS。その中でもインスタグラムは、アパレル販売員にとって商品やブランド、個人のファンを増やす最適のツールです。毎日コツコツと投稿を重ねて売上や集客につなげていきましょう。