LANCOME（ランコム）は、調香師であるアルマン・プティジャンによって、1935年にフランスで誕生しました。香水、スキンケア、メイクアップなど様々なジャンルで商品展開をしています。現在世界130もの国にショップ展開をしており、全世界の女性を魅了し続けています。

より女性の美しさを引き出すため、世界各地に18カ所の研究所を持ち、最先端の科学の力に基づいて日々研究・開発されているそうです。

ランコムの名前の由来は、フランス中部地方のヴァンドゥーブルににある「LAMCOSM（ランコム）城」からヒントをもらい、フランスを象徴する「LANCÔME（ランコム）」というブランド名にしたといわれています。

また、ランコムといえば「バラモチーフ」も有名です。創業当初は香水を表す「バラ」、スキンケアを表す「睡蓮」、メイクアップを表す「天使」の3つをモチーフとしていました。現在はバラに集約し、ブランドの象徴とされています。

1935年、ランコムはアルマン・プティジャンによって創設されました。新しい香りを調合する調香師であったアルマン・プティジャンがブリュッセル万博で5種類の香水を発表したことにはじまります。

同年に「ランコム・アンスティテュ」というパリ最古の美容サロンをオープンさせ、独自のノウハウを活かしたマッサージテクニックなどを提供していたそうです。

翌年の1936年に初のスキンケア製品「ニュートリックス」を発売します。人気を集めたランコムは1941年には世界30カ国にショップを展開し、あっという間にヨーロッパトップのブランドへと成長しました。

さらに1942年には美のスペシャリストを育てる「エコールランコム」を設立します。時代背景から生産縮小を余儀なくされ「生産ができないなら教育をしよう」という点に注目したアルマン・プティジャンはこのようなスクールを作り、美はもちろんブランドの価値やフランスの文化などを広めるために数々の美容部員たちを世界へ羽ばたかせていったそうです。

その後も、ランコムを代表する香水「トレゾァ」や初の携帯用マスカラ「ランコマティック」など様々な製品を作り続けます。

1978年に日本に上陸したランコムは、日本人女性に向けたファンデーションなども開発していきます。日本にも研究所を設立し、気候や肌質などに合わせた幅広いニーズに合わせた製品を日々開発しているそうです。

ランコムの魅力は、サイエンスに基づいた高品質な製品です。先にお伝えした通りランコムは世界18カ国に研究所を持ち、総勢3,300名もの科学者によって研究を行っています。

その中でも日本は研究所、工場、リサーチセンターを設置し、フランス国外で唯一、基礎・応用・製品開発の全ての機能を備えているそうです。こうして日本人女性のために作られたスキンケア製品やファンデーションなどのアイテムは、日本だけでなく世界的にも人気アイテムとして多くの方の支持を集めています。

最先端のテクノロジーを駆使し、日本の気候や習慣、肌質に合った製品を生み出す様々なこだわりが日本人に限らずたくさんの人々魅了する理由の一つといえます。また日々研究を重ね、高品質でどんな肌質にも合うランコムの製品はコスメ関連のさまざまな賞に輝いています。

日本人のためにつくられた美容液「ジェニフィック アドバンスト」はもちろん、酸素をヒントに作られた化粧水「クラリフィック デュアル エッセンス ローション」、ぷっくり潤った唇になれる「プリソリュ マドモワゼルバーム」など、数々のヒット商品が女性たちの美をサポートしているのです。

美容部員の仕事はただ商品を販売するのではなく、お客様一人ひとりの肌質や悩みに寄り添ったアイテムを提案することが必要です。ですから一人にかける時間も長く、その中でコミュニケーションをとり信頼関係を築くことができるのが魅力の一つです。

またランコムの製品に囲まれながら仕事ができる空間は嬉しいですよね。もちろん自分だけでなく、お客様が居心地のよいお店づくりも大切な仕事です。どうしたらお客様が入りやすくなるのか、新作はどこに置いたらいいか…などスタッフと一緒にお店を作り上げていきます。自身のセンスやアイデアによって売上が伸びたらやりがいにも繋がると思います。

ランコムの世界観や魅力を伝えていきたいという方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

■ 会社名
日本ロレアル株式会社

■ 会社設立
1996年7月1日
■ 本社所在地
〒160-0023
東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
■ 事業内容
化粧品の輸入・製造・販売およびマーケティング

※2020年8月現在の情報に基づく