LONGCHAMP（ロンシャン）は、1948年にフランス・パリで創業されたラグジュアリーブランドです。
https://www.staff-b.com/brand/longchamp/

創業者は、ジャン・キャスグラン。父親のタバコ屋を受け継ぎ、タバコと喫煙具の販売をしたのがはじまりだそうです。

世界初の革巻きパイプを製作したことでも知られています。この高級な革巻きパイプは、エルヴィス・プレスリーなどの海外セレブを中心に人気となり、ヒット商品となったようです。この革巻きパイプのヒットで事業は拡大し、バッグ開発へとつながったとのこと。

ロンシャンがバッグを販売し始めたのは、創業から20年以上も経過した1970年からです。女性がハンドバッグに興味を持っていると感じ取り、バッグ作りに着手しました。今や当たり前のように目にするナイロンバッグ。このナイロン製のバッグを初めて作ったのもロンシャンなんです。

1999年には、日本初の路面店を東京・銀座に構え、徐々に全国に店舗を拡大していきました。現在日本国内に、百貨店やアウトレット、空港の免税店など約60店舗が展開されています。世界では1800以上の店舗を構えるワールドワイドなブランドへと成長し、またたく間に一流ブランドの仲間入りを果たしました。

ロンシャンのブランドロゴは、ジョッキーを乗せた馬のマークです。

創業者ジャン・キャスグランは、自宅からパリ中心部へ通勤する際にパリに残る最後の風車を眺めていたそう。それはロンシャン競馬場の奥にたたずむ風車小屋です。今も世界最高峰の馬のレースといわれる凱旋門賞が開催されている競馬場の名前からブランド名を名づけました。

そして、ギャロップで駆ける馬というエレガンスのシンボルからメゾンのロゴが生まれたようです。

ロンシャンといえば、アイコンはナイロントートバッグの「ル プリアージュ」。OLさんを中心に多くの方が愛用されているので、ロンシャンのナイロントートを見ない日はないくらいです。みなさんも日頃目にされているのではないでしょうか？

「ル プリアージュ」は折り紙からインスパイアされ、ナイロン素材のバッグにレザーの持ち手を付けた高級感のあるバッグです。折り紙のように折りたためて、軽くてコンパクトなこのバッグは世界中で大ブームを巻き起こしました。

人気の秘訣は、軽さもさることながら豊富なカラーとサイズです。働く女性をはじめ、アウトドアや旅行、マザーバッグとしても大活躍間違いなしのアイテムです。サイズはS～Lまで、カラーは常時10色以上から選べます。また持ち手が短めのハンドバッグと、肩掛けができる持ち手長めのショルダーバッグ、背負えるバックパックの3タイプがありますので用途に応じて使い分けするのもいいですね。

折りたためるのでサブバッグとして活用するのもおすすめです。

さらに「ル プリアージュ」人気の秘訣は、カスタマイズで自分だけのバッグを作れるところです。大きさ・持ち手の長さ・刺繍・刻印・金具を自分好みにセレクトして世界に一つだけのバッグをロンシャンで作ってみてはいかがでしょうか。

ロンシャンといえば、さまざまなコラボアイテムが話題です。

── ファッションアイコン『ケイト・モス』
イギリスのファッションモデル「ケイト・モス」。2005年からロンシャンの広告塔を務めながら、自らがデザインしたバッグを発表しました。

── Mr.Bags『タオ・リャン』
中国で最も影響力のあるブロガー、Mr.Bagsことタオ・リャンとのコラボも実現。フラップがねずみにかじられたようなキャッチーなデザインで一躍注目をあびました。

── ファッションデザイナー『ジェレミー・スコット』
自身のブランドを立ち上げたジェレミーは、独創的かつユーモア溢れるデザインで多くのセレブリティを魅了していました。そんなジェレミーとのコラボは2005年に始まりました。コラボバッグはとてもアーティスティックなデザインで、まるでポップアートのよう。

その他にも多数のアーティストとのコラボを実現しているロンシャン。世界の多種多様なニーズに対応し、洗練されたライフスタイルの提案をし続けています。

■ 会社名
ロンシャン 株式会社

■ 本社所在地
〒103-0012
東京都中央区日本橋堀留町1-10-12
■ 事業内容
婦人服地及び紳士服地の企画加工卸売
婦人服の企画製造販売
その他ファッションに附帯する一切の業務

※2020年8月現在の情報に基づく