STELLA McCARTNEY（ステラマッカートニー）
https://www.staff-b.com/brand/stellamccartney/

ビートルズのポール・マッカトニーを父に持つ、ステラ・マッカートニーが自身の名前を使い創業したアパレルブランドです。

ステラは、1972年にポールと写真家のリンダの間に生まれました。姉は料理家と写真家、弟は音楽家として活躍しており、個々に才能あふれるマッカートニー家ですよね。

ステラは幼少の頃からファッションに興味があり、デザインを学び始めました。ステラの才能は10代で開花していき、15歳で『クリスチャン・ラクロワ（CHRISTIAN LACROIX）』や高級紳士服店が並ぶ『サヴィル・ロウ』で働きながらファッションを学んでいきました。

名門の『セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート』に入学していたステラは1995年に卒業コレクションを発表し、ステラの友人の『ケイト・モス』や『ナオミ・キャンベル』がランウェイに立ち一躍話題となりました。

ステラの人生を変えたのは1997年の25歳のとき、フランスで人気だったファッションブランドの『Chloe（クロエ）』のチーフデザイナーとして大抜擢されたのです。当時クロエのデザイナーはドイツで有名な『カール・ラガーフェルド』でした。ステラはその後継者として選ばれたのです。

2001年に退くまでの4年間、数々のコレクションを生み出し、クロエを飛躍させたのでした。

グッチグループからの投資をもとに、自身の名の『STELLA McCARTNEY（ステラマッカートニー）』というブランドを立ち上げました。

ラグジュアリー界では異例なレザーやファーを使わず、合成素材やリサイクル素材を用いて商品を作っています。カシミヤは100％再生のカシミヤを使用したり、海に捨てられてしまったペットボトルなどのゴミで作られた素材で服やバッグを作っているのは驚きです。

一見安っぽくなってしまいそうな商品も、ステラのデザイン性があってこそ高級品と変わらないクオリティで発表できているのではないでしょうか。

ステラは環境問題の他にも、乳がん啓発への取り組みの一環で、コンプレッションブラを発表したり、動物愛護チャリティーへの寄付の呼びかけなど、様々な取り組みをしています。世界で名が知られているブランドだからこそ、環境への取り組みがより多くの人たちのエコへの意識を高め、共感を得てラグジュアリーブランドとして異例のコレクションが賞賛されているのではないでしょうか。

今やスポーツとともにファッションを楽しむ女性が増えていると思います。スポーツショップへ行っても機能的かつオシャレなウェアやアイテムがたくさん並んでいますよね。

当時はまだスポーツ＝ファッションとまではいかず、シンプルなウェアが多かったとき、ステラはスポーツでもファッションを楽しめるコレクションを発表したいと考えていたのです。

そこで2004年に『adidas by Stella McCartney（アディダスバイステラマッカートニー）』が誕生。ステラの代名詞といえるエコを取り入れたスポーツウェアが完成したのです。

そして2012年にはロンドンオリンピック・パラリンピックでイギリス代表選手のユニフォームを手がけました。2015年にはコラボ10周年記念として新ラインの『StellaSport（ステラスポーツ）』を発表。アディダスが持つテクノロジーと、ポップな色使いでスポーツを楽しませてくれるアイテムばかりです。

スポーツが苦手な人も、ステラスポーツにいけばアクティブに目覚めるかも！まずは形からっていう人にもおススメです。他にも『H＆M』や『GAP』とコラボしたりと、ステラマッカートニーを知らなかったファンも増やしています。

ラグジュアリー界では異例な、環境に配慮した商品を作り出しているブランド『STELLA McCARTNEY（ステラマッカートニー）』で働くスタッフは、ファッション性に惹かれたり、エコへの取り組みに惹かれたりと、ステラが作り上げた世界に共感を持ってくれている人が多く活躍している場であると思います。

ファッションのことはもちろん、常に変化する世界を共に変えていきたいと向上心を持った仲間たちと一緒に働けるブランドではないでしょうか。

■会社名
株式会社 ステラマッカートニー

■本社所在地
〒 107-0062
東京都港区南青山5-10-1 H2 AOYAMAビル7・8F
■会社設立
2012年6月
■事業内容
メンズ、ウィメンズ、キッズ服・小物の輸入販売

※2020年7月時点の情報に基づく