ヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）は1972年に『Y's（ワイズ）』ブランドを立ち上げ、1977年に東京コレクションにデビューしました。
https://www.staff-b.com/brand/yohjiyamamoto/

そして4年後の1981年にパリコレクションにてデビューを果たしました。当時タブーとされていた”黒”を押し出したショーを発表しファッション界に衝撃をあたえました。一大旋風を巻き起こしたショーは、賛否両論の意見がありつつも、時代に流されず自分の思いを貫き通す姿勢が、モード界に革命を起こしたのでした。

山本耀司のデザインはアシンメトリックな斬新なカッティング、体と服の間にある空気感のある大きめのシルエットが特徴で、当時流行していた女性のラインを強調するスタイルとは真逆でした。

黒を押し出したショーは『黒の衝撃』と呼ばれ、日本の若者たちにも浸透し、黒ずくめのファッションを楽しむ『カラス族』と呼ばれる人々が増えていったのです。その当時に人気だった黒服のコレクションを復刻し、新しい世代にも人気のコレクションとなっています。

つねに、ファッション界をリードする『山本耀司（やまもとようじ）』とはどんな人物だったのでしょうか。

1943年に生まれ、母親はオーダーメイドの洋装店を営んでいました。慶応義塾大学法学部を卒業し、文化服装学院を卒業。在学中には「装苑賞」「遠藤賞」を受賞しまた。賞を受賞していることから、学生の頃から才能を発揮していたんですね。

パリに一年間滞在し、帰国後に歌舞伎町にあった母親のお店を手伝うが、「女性のためのメンズライクな服を作ってみたい」という気持ちがブランドを立ち上げるきっかけとなったようです。

映画監督でも活躍中の『北野武』さんとも交友を深め、映画作品の衣装を手がけるようになったそうです。北野さんもプライベートで着用していることが多く、北野さんのファッションイメージにピッタリですよね。

また、銀行や鉄道会社の制服も手がけるなど、幅広いジャンルでデザインをしています。書籍も出版されており、『YAMAMOTO＆YOHJI』や『服を作る - モードを超えて』など山本耀司の魅力がつまっている書籍も多数出版されています。もっと知りたい方はぜひ、手に取ってみてはいかがでしょうか。

2001年にプロジェクトとしてアディダスとコラボしコレクションを発表し、2003年に山本耀司をクリエイティブ・ディレクターに迎えて『Y-3（ワイスリー）』を発表しました。

アディダスの3本線のトレンドマークと、山本耀司の独特な世界観を加えて、スポーツ×モードのファッションを展開。

2006年に東京、表参道に日本初の旗艦店をオープンし、ウェア・シューズ・バッグ・アクセサリーなどトータルコーディネイトを展開し、その後アジア圏で中国と北京にショップをオープンし拡大していきました。中でも毎年だすスニーカーのコレクションは注目されており、人気が高いアイテムです。

さて、モード系ファッションと良く耳にすると思いますがモードファッションについて少し触れたいと思います。

モード（MODO）はフランス語で流行やファッションを意味し、英語でファッションという意味。流行といっても、雑誌などで取り上げられるトレンドとは違い、パリコレなどで発表される独創的で時代の最先端を行くファッションのことをいうそうです。

モード＝黒のイメージが強いと思いますが、カラフルなコレクションもあります。これもパリコレに衝撃を与えた山本耀司の『黒の衝撃』の影響があるのかもしれませんね。着こなしが難しいそうと思っている方もいると思います。ポイントを抑えて、モードファッションにチャレンジしてみましょう。

モードファッションを極めたい人は、ヨウジヤマモトブランドで働くことをおすすめします。

■会社名
株式会社ヨウジヤマモト

■会社設立
2014年5月（創業 1972年4月）
■本社所在地
〒140-0002
東京都品川区東品川2-2-43 T33
■事業内容
服飾・雑貨　企画・卸（小売）業

■ブランド
Y's
Yohji Yamamoto FEMME
Yohji Yamamoto HOMME
Yohji Yamamoto ＋ NOIR
REGULATION Yohji Yamamoto
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※2020年7月時点の情報に基づく