ベルギー・ブリュッセルから始まった『GODIVA(ゴディバ)』の歴史

GODIVA
ブランド情報
2020.07.27
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ゴディバは家族で経営したショコラトリーから始まりました。マスターショコラティエだった父「ドラップス」は、自宅の地下室を「ショコラトリー・ドラップス」として、妻と4人の子供たちとチョコレート作りと販売を始めました。

スタートして11年後にドラップスが亡くなり、数か月後に妻も亡くなったのですが、残された「ショコラトリー・ドラップス」は、4人の子供たちが守り続けたそうです。子供たちはそれぞれの才能を活かし役割を担っていったそうです。

子供たちだけで経営をスタートしてから8年、社名を「GODIVA(ゴディバ)」に変更し、ブリュッセルのレオポルド2世通りに1号店をオープンしました。社名は長男のジョセフ夫婦によって命名されたとのことです。

こうして1945年にGODIVA(ゴディバ)が誕生しました。

こだわりのチョコ

カカコ豆の産地はアフリカや南アメリカが中心ですが、マレーシア・インドネシアなどの東南アジア地域でも生産量が伸びています。その中から最上級のカカオ豆のみを厳選して、GODIVA(ゴディバ)の味がつくりあげられているそうです。
https://www.staff-b.com/brand/godiva3/

GODIVA(ゴディバ)は最高級の味はもちろん、デザインにも高い技術と芸術性をもっていますよね。さまざまなチョコレートをつくるために、2種類の方法を使っているそうです。

一つ目は、ヨーロッパで広く使われている方法で、デザインされた型にチョコレートを流し込み、さかさまにして不要なチョコレートを取り除いてから冷やし、その後フィリングを入れ、また薄くチョコレートを流し込み、再び冷やして完成させるシェルモールディング。

二つ目は、キャラメルなどの製菓を溶かしたチョコレートで包み込む手法です。

ベルギーのゴディバ工場は、今もドラップス一家がショコラトリーを始めたブリュッセルにあります。当時のレシピを忠実に守り、高級チョコレート「ゴディバ」にふさわしい伝統の味を守り続けています。また、新しい職人によって伝統の味を守りながら、新しいレシピやデザインが生まれています。

そしてシーズンごとの美しいパッケージに包み込まれ、世界中の方に届けられるのです。

ゴディバに込められた想い

さりげなく見ていたゴディバのロゴ、由来はご存知ですか?名前とロゴには深い意味が込められていました。

11世紀のイギリスに実在した、レオフリック伯爵夫人「レディ・ゴディバ」よりとったと言われています。レオフリック伯爵は、小さな町の領主に任命され、豊かで文化的な都市へと発展させました。大修道院からはじまり、次々と公共の建物を建て、領民から取る税を増やしていき、重税に苦しんでいくようになりました。

心優しいゴディバ婦人は、重税に苦しむ領民をみて、伯爵に税の引き下げを何度も訴えました。ある日、伯爵は婦人にこう伝えます。

「もしお前が一糸まとわぬ姿で馬に乗り、コベントリーの町中を回れたなら、その時は税を引き下げて建設計画を取りやめよう」

と。きっと伯爵はこれで夫人は諦めてくれるだろうと思ったに違いありません。でも夫人は翌朝、一糸まとわぬ姿で町を回りました。その姿をみた領民は窓を閉ざし敬意を表しました。その後、伯爵は約束通り、税は引き下げられることになったそうです。

ゴディバ夫人の姿に感銘を受けたジョセフの妻「ガブリエル」は、チョコレートを味わうときは、ゴディバ婦人のように愛に満ちた時間になるようにという意味で「ゴディバ」と名付け、町を回った勇敢な姿をロゴとしたそうです。

ゴディバファンを増やしづづけること

ゴディバでは、味やデザインはもちろんのこと、シーズンごとの美しいパッケージも魅力です。

自身のご褒美で購入される方、プレゼントに購入される方とさまざまいらっしゃると思います。一人ひとりのお客様へあった商品のご案内を心がけて接客をしているそうです。社員になるとショコラティエとしてふさわしいメイク方法や、プロフェッショナルな接客マナーも学ぶことができるとか。

そして現場ならではの声を新商品の開発や改良につながっているそうです。甘い香りと共に、ステキなショップでゴディバの魅力をより多くのお客様へ働きながら伝えらえるステキなお仕事ですね。

店舗・会社情報

2017年にオープンした愛知県のレゴランドをはじめ、日本でも多くのショップを展開しています。日本はレゴグループの中でも大きなマーケット占めているそうです。

子供たちから大人まで楽しむことができるレゴショップでは、おもちゃを販売するだけではなく、大きなブロックのジオラマや、実際にブロックを触って、組み立てたりと、レゴの世界を思う存分楽しめる場所でもあります。

来店されたお客様へ、ブロックを組み立てながら、子供や大人たちの好奇心をかきたてるPRをし、新しい接客スタイルを学ぶことができるそうです。オーレが築きあげたレゴの世界をみなさんに伝える楽しいお仕事ですね。

■ 会社名
ゴディバ ジャパン株式会社
Godiva Japan, Inc.

■ 本社所在地
〒106-6232
東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー32階
■ 店舗数
276店舗
■ 事業内容
菓子、乳製品、飲料等の輸出入、製造、販売
■ 取扱品目
チョコレート、アイスクリーム、飲料、焼き菓子等

※2020年7月1日現在の情報に基づく