販売士直伝!アパレル企業が求める資格7つと人材の特徴まとめ

スキルアップ
2020.11.28
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意外と知らないアパレル職と資格の関係。アパレルは資格がなくともはじめやすい業界ですが、取得することでより仕事の幅が広がります。今回は販売士の資格をもつプロがアパレルに役立つ資格や重宝されるスキルをご紹介!アパレル業界への就職・転職に役立つうれしい情報をたっぷりとお届けします!

アパレル業界で有利な資格7つ

一口にアパレル業界と言っても、職種はさまざま。職種が違えば業務内容も違うので、必要とされる資格やスキルも大きく異なります。そこで今回は、アパレル業界のお仕事で持っていると役立つ、採用に有利な代表的な7つの資格をまとめました。

それぞれの資格取得がオススメの職種も記載していますので、アパレル職への応募や資格の受験を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

── 販売士(リテールマーケティング)検定
販売士(リテールマーケティング)検定試験は、流通・小売分野で唯一の公的資格。販売技術や接客技術はもちろん、在庫管理やマーケティング、労務・経営管理にいたるまで、幅広い実践的な専門知識が身につきます。

仕入や在庫の知識はもちろん、販売・接客で必要なマナーや、従業員の育成・指導といったマネジメント、販売促進のための企画立案、商品予算の策定、マーケティングなど、実践的な専門知識を身につけることができます。

【オススメのアパレル職種】
・販売員
https://www.staff-b.com/list/job/shopsalesjob/
・バイヤー
https://www.staff-b.com/list/job/md_buyer/


── ファッション販売能力検定
ファッション販売能力検定とは、店舗の現場で欠かせない販売や接客スキルの向上、また店舗運営に必要な知識を身につけることを目的とした検定試験です。販売士(リテールマーケティング)検定が販売全般を対象としているのに対し、ファッション販売能力検定はアパレル業界に焦点を絞っているのが特徴です。

検定の取得や勉強中に得た知識やスキルは即現場で活かすことができるため、アパレル業界での知名度も高く、オススメの資格です

【オススメのアパレル職種】
販売員
https://www.staff-b.com/list/job/shopsalesjob/


── ファッションビジネス能力検定
ファッションビジネス能力検定とは、ファッションとビジネスを結びつける考え方や戦略を持った人材育成を目的とした検定です。顧客満足を追求しながら、利益を生み出すことはマーケティングの核となる思考・戦略です。この検定取得では、ビジネスマナーからアパレル業界の流通、ファッション関連商品の知識までを網羅して身につけることができます。

アパレル業界への理解とビジネス戦略を必要とするこの資格を持っていれば、採用担当者や人事への効果的なアピールになりますよ。

【オススメのアパレル職種】
ファッション色彩検定とは、アパレル業界内での色に関する知識と活用方法や技能を問う検定試験です。目を引く色の組み合わせやデザインはセンスや感覚が必要とされる、というイメージが持たれがちですが、色彩の知識を身につけることでスキルは向上します。

衣料品や身の回りの雑貨を取り扱うアパレル業界では、色彩に関する知識を必要とする機会が多くあります。コーディネートやディスプレイ、また商品のプレゼンにも有効な知識であるため、検定取得者の需要は高いでしょう。

【オススメのアパレル職種】
営業/開発
https://www.staff-b.com/list/job/sales_planning/


── 繊維製品品質管理士(TES)
繊維製品品質管理士とは、衣服をはじめとする繊維製品品質知識の証となる資格です。繊維製品品質管理士の保有者はアパレルブランドなどから展開される繊維製品の、販売企画や製造工程において欠かせない存在です。

商品企画から店舗での販売に至るまで、いくつもの会社の協力が必要になる場合も繊維製品品質管理士がとても役立ちます。品質面の安全を保証するできることをアピールするため、取引先への窓口としてTES保持者が配置されることがあります。

【オススメのアパレル職種】
営業/開発
https://www.staff-b.com/list/job/sales_planning/


── ファッション色彩能力検定
ファッション色彩検定とは、アパレル業界内での色に関する知識と活用方法や技能を問う検定試験です。目を引く色の組み合わせやデザインはセンスや感覚が必要とされる、というイメージが持たれがちですが、色彩の知識を身につけることでスキルは向上します。

衣料品や身の回りの雑貨を取り扱うアパレル業界では、色彩に関する知識を必要とする機会が多くあります。コーディネートやディスプレイ、また商品のプレゼンにも有効な知識であるため、検定取得者の需要は高いでしょう。

【オススメのアパレル職種】
・販売員
https://www.staff-b.com/list/job/shopsalesjob/
・MD
https://www.staff-b.com/list/job/md_buyer/
・VMD/プレス/販促
https://www.staff-b.com/list/job/vmd_press_promotion/
・デザイナー
https://www.staff-b.com/list/job/designer/


── パターンメーキング技術検定
パターンメーキング技術検定とは、デザイン画を立体化するパターン作成の知識と技術の認定資格検定です。アパレル業界の専門職であるパタンナー希望の学生、または現職のパタンナーが技術の証明やスキルアップを目指す目的で受験することが多い検定です。

実は資格を持っていなくても、専門学校や大学などを経て知識と技術を学んでいれば、パタンナーになることができます。しかし、実務経験がなかったり少なかったりする場合は、なかなか採用の機会に恵まれないこともあるため、パターンメーキング技術検定の受験がオススメです。

【オススメのアパレル職種】
パタンナー
https://www.staff-b.com/list/job/pataner/

アパレル企業が本当に求めている人材って?

アパレル業界は華やかでファッショナブル。でも実際は地味な作業も多く、地道に努力をしなければならないこともたくさんあります。では、具体的にアパレル企業様が必要としている人材はどんな人なのでしょうか?

── ファッションが好き
基本中の基本です。販売員でも本社勤務でも、ファッションが好きであるのは重要です。ファッション好きならば、「このジャケットのシルエットいいよね!」「この素材かわいい!」と、楽しくお仕事ができます。1着の洋服を売るにしても、自分がファッション好きで語れるならば、説得力のある接客になります。

── トレンドをキャッチする力
常にファッションのトレンドを意識する努力は、アパレル業界のどの職種にも必要です。今どんなアイテムが売れているのか、他のブランドはどのようなものを作っているのか、これから流行りそうなもの、カラーは何か。必要な情報はいくらでもあります。これらの情報は受け身ではキャッチできません。自らインターネットで調べたり、実際ショップに足を運んだりしてはじめて得られる情報です。情報を得ることで他の人と差別化をはかり、のし上がるチャンスです!

── コミュニケーション能力が高い
販売員でも本社の企画でも、アパレル業界は基本的に人と接する機会の多い業界です。また、個性的な人も多いため、人間関係で悩むことも考えられます。誰とでも気持ちよく仕事のできる、コミュニケーション能力の高い人が求められます。

── チームプレーができる
アパレル業界ではチームで働くのが基本。販売員であれば店舗全員とのチームプレーが必要ですし、本社であればデザイナーやMD、パタンナーや生産管理が一つのチームとなって服を作ります。個人の技量が素晴らしくても、チームとして仕事ができないと評価も下がってしまいます。チーム内で、よい人間関係を作れる努力ができる人が求められます。

── 体力がある
一見すると華やかなアパレル業界ですが、実際は体力勝負のハードな職場です。販売員であれば、店舗での作業はかなり重労働。重い段ボールで到着した商品を検品したり、棚やテーブルの組み立てや移動をしたり…日々体を使う作業に追われます。とくに新規のショップの立ち上げの際などは、時間のない中、内装や商品、スタッフ指導や販促までさまざまな業務を行わなければなりません。また、本社のスタッフも、遅くまで残業したり、展示会で肉体労働したりする場面は少なくありません。体力が無いとなかなか務まらないお仕事と言えます。

── 努力家
アパレル業界は販売員から本社のデザイナーチームまで、地道にコツコツ仕事をすることが重要です。販売員であれば、お客様との会話の中で得た情報をコツコツメモに残し、次にご来店された時にメモを元に何を提案することも。また、バックヤードやレジ周りをきれいにして仕事のしやすい環境を作るのも業務の一環です。本社スタッフであれば、MDでデザイナーは競合他社やトレンドの情報を、インターネットや自分のコネクションで日々回収します。努力を継続してできる人材が求められ、また実績を上げることができるのです。

── 語学力
外資系アパレルブランドでは、英語力がキーポイントになります。本社勤務では本国とのやり取りは基本英語です。英語での電話会議やプレゼンテーションも多くあり、ビジネスレベルの高い英語力が必須となります。また、販売員の場合も店長レベルになると、本国での研修や顧客を連れてのツアーなど英語を使うことが多くなる為、英語力が重要視されるブランドもあります。日本のブランドでも、生産管理などは中国語や英語が必要になる場合も多くあります。

最後に

いかがでしたでしょうか。

ファッション市場はとても大きい市場です。
面談をされる担当者様も、皆様と同じ面談時間の中で、店舗にあった採用を真剣に取り組んでいらっしゃいます。
スタッフブリッジでの派遣の求人取扱数は都内だけで1,000件(全国で3,000件)を超えます。単純に3,000名の店舗・店長様・従業員の方、が人員不足に苦しんでおられます。

是非採用をいただけるよう「企業が欲する人」をご自身をブランディングしてみてください。そして、是非素敵なお仕事と巡り会い、苦しんでいる店舗様のお力になって下さい。